8月25日(金)に開幕する『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』の直前強化試合として、8月17日(金)19:00~20:54に【日本vsフランス】が予定されています。
バスケットボールでの強豪国と言えば、アメリカはもちろん、ヨーロッパ勢も強豪国が多いと聞きます。
では、今回日本と強化試合をするフランス代表は、どのくらい強いのか気になり、世界ランキングやNBA選手について、また、バスケW杯2023に選ばられたメンバーについて調べてみました。
日本vsフランスが始まる前に、本記事でフランス代表について事前情報を入れておきましょう。
【バスケW杯】フランス代表の世界ランキングは?
引用:THE DIGEST
フランス代表のFIBA世界ランキング
バスケットボールには、FIBA世界ランキングというものがあります。
これは、世界の国々をランキング形式によって、強さを表す目安となるものです。
FIBA世界ランキングによると、フランス代表はなんと5位。
それに対し日本は36位となっています。
フランス代表はかなり格上だと分かりますね。
引用:スポーティングニュース
昨年行われたサッカーの「FIFAワールドカップカタール2022」では、日本代表がグループステージで、格上の強豪国ドイツとスペインを破るというジャイアントキリングを起こしてみせました。
ドイツは2014年、スペインは2010年のW杯優勝国であるため、その2チームに勝利したことはかなりの大番狂せとなり、世界を驚かせたのです。
スポーツの世界では実際にそういったことが起こるため、フランス代表が世界ランキング5位だとしても、絶対に勝てないということはないと思っています。
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8月15日(火)に行われたバスケW杯直前強化試合【日本vsアンゴラ】
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【バスケW杯】フランス代表のグループリーグ
フランス代表はグループHに属しており、
第1試合目 カナダ(世界ランキング15位)
第2試合目 ラトビア(同29位)
第3試合目 レバノン(同49位)
とグループフェーズで勝敗を争います。
フランス代表としては、カナダ戦は絶対に落とせない試合になりますので、ベストメンバーで挑むと予想します。
次戦のラトビア戦では、第1、2クォーターではほぼベストメンバーで入り、第3、4クォーターでは選手交代を行うのではないでしょうか。
第3試合目のレバノン戦は、控えメンバーがスターティングメンバーを務め、後半の試合状況で選手交代を決めるかと思います。
上記でも述べたように、大舞台でもジャイアントキリングは起こるため、フランス代表としては最低でも2勝は確実に勝ち取り、レバノン戦に挑むのが理想的でしょう。
W杯でのフランス代表の成績
引用:Basket Count
フランス代表は、過去8回W杯に出場しています。
W杯での最高成績は、2014年と2019年の3位。
2大会連続で3位という成績に終わっているため、今回こそは優勝を逃すまいとチームの士気はかなり高まっていることでしょう。
フランス代表のNBA選手は?
フランス代表には、4人のNBA選手がメンバーに選ばれています。
- ニコラ・バトゥーム(34)
身長:203cm
ポジション:スモールフォワード, シューティングガード
所属チーム:ロサンゼルス・クリッパーズ
引用:Twitter
- エバン・フォーニエ(30)
身長:198cm
ポジション:シューティングガード, スモールフォワード
所属チーム:ニューヨーク・ニックス
引用:Yahoo!ニュース
- ルディ・ゴベア(31)
身長:216cm
ポジション:センター
所属チーム:ミネソタ・ティンバーウルブズ
引用:スポーティングニュース
- フランク・ニリキナ(25)
身長:193cm
ポジション:ポイントガード, シューティングガード
所属チーム:シャーロット・ホーネッツ
引用:スポーティングニュース
フランク・ニリキナ選手以外は、30歳を超えていますね。
身体能力としてはやはり全盛期よりは劣ると思います。
しかし、年齢の高さ=経験値であることは確かですので、チームスポーツにおいては特に、その経験値はチームのバランスや士気の高さの維持であったり、精神的安定の土台を担っているため、隙の無いチームに仕上がるのではないでしょうか。
バスケW杯2023のメンバーは?
バスケW杯2023では下記のメンバーが招集されました。
- 5 ニコラ・バトゥーム(34)/ 203cm
- 12 ナンド・デ・コロ(36)/ 196cm
- 93 ムスタファ・フォール(31)/ 218cm
- 10 エバン・フォーニエ(30)/ 198cm
- 00 シルバン・フランシスコ(25)/ 185cm
- 27 ルディ・ゴベア(31)/ 216cm
- 26 マティアス・レソー(27)/ 206cm
- 1 フランク・ニリキナ(25)/ 193cm
- 0 エリー・オコボ(25)/191cm
- 24 ヤクバ・ワタラ(31)/ 191cm
- 22 テリー・ターピー(29)/196cm
- 7 ガーション・ヤブセレ(27)/ 201cm
フランス代表の平均身長は199.5cmです。
一方、日本代表の平均身長は192cm。
身長差は7.5cmになりますね。
こうして見ると、やはり海外勢は平均的にも大きいですし、フランス代表には218cmと216cmがいます。
日本代表メンバーの最高身長は、ジョシュ・ホーキンソン選手の208cmですので、フランス代表の最高身長との差は10cmにもなります。
数字にして見ると、日本と海外の身長差や体格差というのは、かなりの差があることがわかりますね。
しかし、W杯などの世界大会ですと、この身長・体格差があるのが前提となるため、如何にこの差を他の要素で埋めるかがキーになってきます。
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まとめ
本記事では、バスケ日本代表の8月17日に行われるW杯直前強化試合の相手である、フランス代表について紹介しました。
世界ランキングをはじめ、メンバーに招集されているNBA選手や、フランス代表W杯メンバーについて調べてみましたが、やはり、どの要素を切り取ってもかなりの強豪国であることが分かりましたね。
このフランス代表に、日本代表がどのように戦うのか、そして、勝敗はどうなるのか。
かなり興味深い試合になりそうです。
W杯でより上位に食い込むための強化試合として最適な相手だと思いますので、皆さんもリアルタイムで観戦し、日本代表を応援しましょう。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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